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限界国家 人口減少で日本が迫られる最終選択 [新書]

少子高齢化が進み、人口減少が始まった日本だが、
抜本的な対策は練られていない。
将来的な人材不足を補うためには
移民受け入れを直ちに検討しなければならない。
しかし移民を「タブー」と感じる日本人は多い。
果たして外国人犯罪は増えるのか?
日本人の職は奪われてしまうのか?
著者はこれらの疑問に対して、具体例を挙げて反論している。
欧州での移民政策の成功、失敗についても触れられており、
幅広い視点で移民政策を考えることができる。

人口減少に対する危機感が少ないのは
情報発信機能が人口増加している東京にあるため、
という堺屋太一の指摘はなかなか鋭い。
今後は定住外国人が生活しやすい基盤を作っていくことが必要なのだろう。


限界国家 人口減少で日本が迫られる最終選択 (朝日新書)

限界国家 人口減少で日本が迫られる最終選択 (朝日新書)

  • 作者: 毛受敏浩
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2017/06/13
  • メディア: 新書



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