タモリと戦後ニッポン [新書]
1945年生まれのタモリを
日本の戦後史と重ね合わて論じている。
タモリは日本生まれだが、戦時中、家族は満州で生活していた。
その頃の満州は都市であり、日本より裕福に過ごせる人たちもいたのだ。
タモリは幼少期に家族から満州のよい話を聞かされており、
そのことが日本や田舎に対して、
冷めた視線を持つようになったのでは、と分析している。
自然と相対的な物の見方ができるようになったのだろう。
『笑っていいとも!』開始前についての記述が多い。
読み進むにつれ、昭和の雰囲気を堪能できるが、
時代に染まらないタモリのことも少しは理解できる内容になっていた。
日本の戦後史と重ね合わて論じている。
タモリは日本生まれだが、戦時中、家族は満州で生活していた。
その頃の満州は都市であり、日本より裕福に過ごせる人たちもいたのだ。
タモリは幼少期に家族から満州のよい話を聞かされており、
そのことが日本や田舎に対して、
冷めた視線を持つようになったのでは、と分析している。
自然と相対的な物の見方ができるようになったのだろう。
『笑っていいとも!』開始前についての記述が多い。
読み進むにつれ、昭和の雰囲気を堪能できるが、
時代に染まらないタモリのことも少しは理解できる内容になっていた。