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真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男 [その他]

1980年代前半、タイガーマスクとして一大ブームを巻き起こした佐山サトル。
総合格闘技『修斗』の創始者でもある彼はどのような人物だったのか。
本人だけでなく多数の関係者に取材をし、その実像に迫っている。

タイガーマスク時代の話は語られ尽くした感もあり、
目新しい部分はほとんど無かった。
第一次UWFについても、
近年、専門誌で関係者の証言を目にすることが多くなった。
その中でも
シューティングからプロレスラーになった北原辰巳との話は心に沁みる。
前田日明とのセメントマッチは昔から両者の言い分が違うので、
平行線は相変わらずだと感じた。

修斗追放についても詳細に取材されているので、
昔からの格闘技マニアは想うことが多いかもしれない。

修斗後の佐山氏は端から見たら、迷走している様子。
人が輝ける時間は僅かだということ、
その後の人生にも深みがあることが伝わる内容だった。


真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男

真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男

  • 作者: 田崎 健太
  • 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
  • 発売日: 2018/07/26
  • メディア: 単行本



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