アラフォー・クライシス: 「不遇の世代」に迫る危機 [ノンフィクション]
1990年代中盤から2000年代初頭までの就職氷河期世代。
この世代は非正規雇用や職につけなかった人が多く、
月収は他の世代と比較しても低い。
うまく生きていくことができなかった人たちは自己肯定感が低いままだ。
景気が上向きになっても
新卒一括採用、正社員優遇の日本の会社では
這い上がることが難しくなっている。
低賃金ゆえに結婚もできず、子どもを持つことを諦める人たちも。
最もボリュームのある団塊ジュニア周辺が出産の機会を逃したことにより、
少子高齢化は加速していくことになった。
競争の中で生きてきた氷河期世代は
勝てなかったのは自分たちの「自己責任」と思いがちで、
努力が報われた団塊世代の親たちも、
彼らの悩みや苦しみを理解することはできない。
氷河期世代が苦しんでいる具体例が続々と出てくるので、
読んでいると胸が痛くなる。
政府の支援は果たして機能するのだろうか。
この世代は非正規雇用や職につけなかった人が多く、
月収は他の世代と比較しても低い。
うまく生きていくことができなかった人たちは自己肯定感が低いままだ。
景気が上向きになっても
新卒一括採用、正社員優遇の日本の会社では
這い上がることが難しくなっている。
低賃金ゆえに結婚もできず、子どもを持つことを諦める人たちも。
最もボリュームのある団塊ジュニア周辺が出産の機会を逃したことにより、
少子高齢化は加速していくことになった。
競争の中で生きてきた氷河期世代は
勝てなかったのは自分たちの「自己責任」と思いがちで、
努力が報われた団塊世代の親たちも、
彼らの悩みや苦しみを理解することはできない。
氷河期世代が苦しんでいる具体例が続々と出てくるので、
読んでいると胸が痛くなる。
政府の支援は果たして機能するのだろうか。
- 作者: NHK「クローズアップ現代+」取材班
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2019/02/27
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
うみべのハリー [絵本]
家族と一緒に海へ遊びにきた犬のハリー。
海藻まみれになって大騒動に。
和訳がなかなか難しい場面があったが、
子どもたちはドタバタ劇が楽しいのでは。
ハリーもかわいい。
海藻まみれになって大騒動に。
和訳がなかなか難しい場面があったが、
子どもたちはドタバタ劇が楽しいのでは。
ハリーもかわいい。
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2020/08/25
- メディア: 単行本
すぐそばにある「貧困」 [ノンフィクション]
日本人の6人に1人が相対的貧困状態にあるとされている。
貧困は誰の身にも降りかかる可能性がある問題なのだ。
著者はNPO法人で生活困窮者への相談支援をしており、
自身の活動経験をわかりやすく平易な言葉で描いている。
貧困問題や福祉の窓口について理解が深まる。
著者自身が悩める人なので感情移入はしやすい。
貧困は誰の身にも降りかかる可能性がある問題なのだ。
著者はNPO法人で生活困窮者への相談支援をしており、
自身の活動経験をわかりやすく平易な言葉で描いている。
貧困問題や福祉の窓口について理解が深まる。
著者自身が悩める人なので感情移入はしやすい。
- 作者: 大西 連
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2015/09/08
- メディア: 単行本
じめんのしたの小さなむし [絵本]
幼虫が子どもに捕まえられて植木鉢の中へ。
居心地が悪く穴から土の中へ逃げ出した幼虫。
苦難を乗り越えて成虫になります。
リアリティのある絵に引き込まれる。
最後は意外な甲虫に。
居心地が悪く穴から土の中へ逃げ出した幼虫。
苦難を乗り越えて成虫になります。
リアリティのある絵に引き込まれる。
最後は意外な甲虫に。
- 作者: たしろちさと
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2011/03/10
- メディア: 単行本
僕たちの広告時代 [ノンフィクション]
著者はかつて広告業界の一線で活躍していた人物。
1970年代から80年代、広告が花形だったころの思い出が
美しく語られている。
仕事なので本当はもっと汚い部分もあったのだろうけど。
時代の雰囲気が伝わってくるので、
懐かしさに浸れるだろう。
1970年代から80年代、広告が花形だったころの思い出が
美しく語られている。
仕事なので本当はもっと汚い部分もあったのだろうけど。
時代の雰囲気が伝わってくるので、
懐かしさに浸れるだろう。
- 作者: 間宮 武美
- 出版社/メーカー: 宣伝会議
- 発売日: 2020/03/05
- メディア: 単行本
