いつもそばにいるよ：指導員の雑記帳：SSブログ

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いつもそばにいるよ　[小説] [編集]

建設会社に勤務していた主人公は死亡した後、幽霊となって現世に残っていた。
妻の佐代子は夫の過労自殺と思われる真相を知るため、
労災認定と損害賠償請求の裁判で会社と戦うことを決める。
その一方、会社は談合問題で揺れていたのだった。

かなり強引な設定だが、
過労死、サービス残業による長時間勤務、それを隠蔽する会社、
労災、損害賠償請求、指名競争入札と一般競争入札、談合、
結局、地方ではなく大手に流れてしまう仕事、
などなど、現代会社社会の抱える問題が上手く並べられていた。