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回転寿司の経営学 [ビジネス]

外食不況の中、回転寿司の市場規模はプラス成長を続けている。
手軽さだけでなく「安全、安心」「新鮮、美味」でもあり、
ボックス席で「家族団らん」できるところが現代の回転寿司だ。
本書では回転寿司の誕生と進化を取り上げながら、
一番人気のマグロへのこだわりや原価率、機械によるシステム化、
各社の売り上げなどを検証し、今後の展望について語っている。

大手三社はスシロー、かっぱ寿司、くら寿司。
原価率は50%と高い。
仕入れは中抜きで漁場から直接買って安く仕入れる。
回転寿司は100円チェーンとグルメ回転寿司に二極化しているが、
安価な仕入れやシステム化に成功したところは
グルメ系100円寿司で成功を収めようとしている。
しかし、このモデルは店舗数が少ないから可能でもある。

回転寿司のレベルが高いのは石川県と北海道。
読んでいると回転寿司が食べたくなってくる本だった。


回転寿司の経営学

回転寿司の経営学

  • 作者: 米川 伸生
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2011/09/16
  • メディア: 単行本



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