燃えろ!新日本プロレス 2013年 10/10号

52号は最後のＵ系特集。

1986年1月3日　前田ＶＳ高田

新日本とＵＷＦが業務提携した後、猪木への挑戦権を賭けた
ＵＷＦ勢のリーグ戦が開催された。
まだまだ若い前田のドラゴンスープレックスが見事。
前田は高田の打撃を結構、受けていた。
格闘プロレスの熱戦だった。

1986年12月11日　猪木、藤原ＶＳ前田、木戸

前田は猪木と対峙するとき、目つきが鋭くなり、
怒りの感情がほとばしる。
猪木は血気盛んな前田をすかしていた。
藤原と木戸が味わい深い攻防を見せていた。

1987年3月20日　武藤、越中ＶＳ前田、高田

まだキャリアの浅い武藤だが存在感は十分。
早いタッチワークでテンポよく試合が進む好試合だった。

1987年9月1日　前田、高田ＶＳ藤原、山崎

ＵＷＦ勢同士のタッグマッチ。
これまたテンポのよい試合。
高田、山崎ともに若く、鍛え上げられた肉体が美しい。

1996年2月25日　橋本、平田ＶＳ安生、高山

時代は飛んでＵインターとの対抗戦。
ゴールデンカップスでお笑い路線を進みだした安生だが、
新日本との対抗戦には馴染んでいた。
心の底にヒクソン道場破り敗北の屈辱を押し込んでいたのだろうが...

1996年2月25日　武藤、ライガーＶＳ高田、佐野

佐野のピンチにもカットプレーに入らない高田。
Ｕインターのダブルバウトを遵守しているつもりかもしれないが、
高田は覇気が無かった。


新日と業務提携時のＵＷＦ格闘プロレスには
新しいプロレスの未来を感じたものだ。
今見てもいい試合が多いと思う。

隔週刊 燃えろ!新日本プロレス 2013年 10/10号 [分冊百科]

• 作者:
• 出版社/メーカー: 集英社
• 発売日: 2013/09/26
• メディア: 雑誌