わが命つきるとも

1528年、英国国王ヘンリー8世は皇后キャサリンと離婚し、
若く美しいアン・ブーリンとの結婚を望んでいた。
しかし国教がカトリックのため、離婚にはローマ法王の許しが必要だった。
法王に王の再婚を弁護できるのは信仰心が篤く人望のあるトマス・モアだけだった。
しかしモアは弁護を拒絶してしまうのだった。

16世紀、英国人たちの衣装は重そうだった。
歴史の勉強になる映画だが、展開は淡々としている。
信念を貫き妥協しなかったトマス・モアは素晴らしいということか。
しかし宗教的な教条に重きを持たない人たちにとっては、
共感しがたい内容かもしれない。

わが命つきるとも [DVD]

• 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
• メディア: DVD