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虚実亭日乗 [エッセイ]

作者が取材及び経験したであろうことを
虚実入り交えて私小説風に描いている。
死刑やテレビメディア、日本人の同調圧力、異文化への取材、
思考停止的右傾化への疑問等々について葛藤している文章に
共感する人もいるのではないだろうか。
いわゆるメディア・リテラシーについて少し考えさせられる内容になっている。


虚実亭日乗

虚実亭日乗

  • 作者: 森 達也
  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • 発売日: 2013/01/11
  • メディア: 単行本



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猫とあほんだら [エッセイ]

10匹の猫との暮らしと日常を描いたエッセイ。
ペットショップでは買わずに、
拾ってきたり、ボランティアから預かっている猫ばかりだ。
各猫のカラー写真が挿入されているので、
感情移入しやすくなっている。
あほんだらとは作者のことで、町田康の
滑稽なエピソードは相変わらずだった。


猫とあほんだら

猫とあほんだら

  • 作者: 町田 康
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/05/13
  • メディア: 単行本



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スピンク日記 [エッセイ]

スタンダードプードルのスピンクが飼い主をポチと名付け、
犬目線から日々の生活を語っている。
ポチの滑稽な振る舞いとどうしようもなさが笑いを誘う内容となっている。
肩の力を抜いて読むことができる。


スピンク日記

スピンク日記

  • 作者: 町田 康
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/02/25
  • メディア: 単行本



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琉球空手、ばか一代 [エッセイ]

作家の今野敏は空手塾を主宰しているが、
その団体は琉球に古くから伝わる空手を継承しようというコンセプトのようだ。
故に、現在、全日本空手道連盟の試合で見られる型や組手には批判的。
そんな今野氏の空手人生について書かれている。
北海道の田舎で育った今野氏が空手を始めたのは
上智大学時代で、 しかも同好会だった。
卒業後、ふとしたきっかけで、またまた空手を再開し、
のめり込んでいくことになる。
武道にハマる人はこういうケースがよくあると思う。
職業を持ちながら武道を続ける人が読むと、共感できる部分も多いだろう。


琉球空手、ばか一代 (集英社文庫)

琉球空手、ばか一代 (集英社文庫)

  • 作者: 今野 敏
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2008/05/20
  • メディア: 文庫



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あなたにあえてよかった―テースト・オブ・苦虫〈8〉 [エッセイ]

町田康エッセイ『テースト・オブ・苦虫』シリーズの最終巻。
かなりパワーは落ちてしまったが、
不条理具合は相変わらずなので、それなりに楽しめるだろう。



あなたにあえてよかった―テースト・オブ・苦虫〈8〉

あなたにあえてよかった―テースト・オブ・苦虫〈8〉

  • 作者: 町田 康
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2010/05
  • メディア: 単行本



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