軀 [小説]
短編5作収録。
全編、体へのコンプレックスや執着心など
人間心理の闇の部分を照らし出した話であり
救いが無く破滅的な展開である。
崩壊への過程が男女ともに上手く描かれている。
ボクサーが主人公の話が印象に残った。
女性作家では珍しいかもしれない。
全編、体へのコンプレックスや執着心など
人間心理の闇の部分を照らし出した話であり
救いが無く破滅的な展開である。
崩壊への過程が男女ともに上手く描かれている。
ボクサーが主人公の話が印象に残った。
女性作家では珍しいかもしれない。
こんにちは。
この本、私は整形にハマる家族の話が、とても印象的でした。
実際ありそうで恐すぎます。
乃南アサさんは、『水の中のふたつの月』とか『幸福な朝食』のように恐い作品があったり、『涙』のように切ない作品があったりひきだしの多い作家さんですね。
by 兵 (2008-06-13 11:05)
あの話は怖いですね。
乃南アサさんは女性人気が高い印象があります。
実は今年から読み始めたばかりなので、
コメントに書いていただいた作品は未読です。
今後の読書の参考にさせていただきますね。
by kenken (2008-06-13 17:36)