閉塞経済 [新書]
前半は80年代の金融自由化によりバブルが発生したことが、
経済史に沿って、簡潔に書かれている。
中盤はアメリカに倣った構造改革の問題点に論及している。
いわゆる「いざなぎ超え」は輸出依存の結果であり、
内需拡大にはつながっておらず、新しい成長産業ができたわけでもない。
果たしてアメリカ型が正しかったのか。
著者は他に模索すべき例として北欧を上げている。
後半は教育、医療、年金問題、格差問題等について
経済学の理論を交えて解説している。
かなり読みやすく書かれているが、教育関係の記述は少し安直に思えた。
現代の経済問題について理解を深めるのには良い新書だと思う。
文章も分かりやすかった。
経済史に沿って、簡潔に書かれている。
中盤はアメリカに倣った構造改革の問題点に論及している。
いわゆる「いざなぎ超え」は輸出依存の結果であり、
内需拡大にはつながっておらず、新しい成長産業ができたわけでもない。
果たしてアメリカ型が正しかったのか。
著者は他に模索すべき例として北欧を上げている。
後半は教育、医療、年金問題、格差問題等について
経済学の理論を交えて解説している。
かなり読みやすく書かれているが、教育関係の記述は少し安直に思えた。
現代の経済問題について理解を深めるのには良い新書だと思う。
文章も分かりやすかった。
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