死刑のための殺人: 土浦連続通り魔事件・死刑囚の記録 [ノンフィクション]
2008年3月に起きた「土浦連続通り魔事件」の犯人・金川真大。
彼は死刑になるために人を殺した。
つまらない人生でこれ以上、生きていても仕方が無い。
でも自殺するのは苦痛もあるだろうし怖い。
ならば国家の手で殺してもらおうと。
果たして死を望む人間に死刑を宣告したところで、
罰を与えたことになるのか。
読売新聞の記者は金川と面会し、
反省も贖罪もしない彼に何とか人としての心を
持ってもらいたいと願うのだが。。。
金川の家族関係、生い立ち、被害者の心情など
事件の大部分が取材なされており、
記者の苦悩も相まって、かなり読み応えのある、
考えさせられるノンフィクションだった。
彼は死刑になるために人を殺した。
つまらない人生でこれ以上、生きていても仕方が無い。
でも自殺するのは苦痛もあるだろうし怖い。
ならば国家の手で殺してもらおうと。
果たして死を望む人間に死刑を宣告したところで、
罰を与えたことになるのか。
読売新聞の記者は金川と面会し、
反省も贖罪もしない彼に何とか人としての心を
持ってもらいたいと願うのだが。。。
金川の家族関係、生い立ち、被害者の心情など
事件の大部分が取材なされており、
記者の苦悩も相まって、かなり読み応えのある、
考えさせられるノンフィクションだった。