羅生門

平安時代の京の都、羅生門の下で旅法師、杣売り、下人が雨宿りしていた。
旅法師と杣売りは下人に奇妙な事件について語り始める。
盗賊・多嚢丸が侍夫婦を襲い、夫を殺したが、
検非違使の前で多嚢丸、侍の妻・真砂、巫女が呼び出した侍の霊、
それぞれが違う証言を始めるのだった。

真相とは何か。
人間は事実を自分の都合良く解釈してしまう。
エゴイズムを鋭くえぐった作品。
けれどもラストには救いが見られる。

羅生門 デジタル完全版 [Blu-ray]

• 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
• メディア: Blu-ray

ぼくのきしゃポッポー

汽車のおもちゃが家の中を走る。
乗客は動物のおもちゃたち。
家具や本、金魚鉢などが地形や駅になっている。
想像力が豊かになる絵本。

ぼくのきしゃポッポー

• 作者: 市川 里美
• 出版社/メーカー: BL出版
• 発売日: 2012/02/01
• メディア: 大型本

関西地区昇級審査と関西連盟締稽古のお知らせ

12月16日（日）関西地区昇級審査と関西連盟締稽古を開催します。

場所：大阪市立千島体育館・剣道場
住所：大阪市大正区千島2丁目7-93
URL：http://www.ssksports.com/shisetsu/chishima/
開場：9時

対象：小学生以下
審査：9時20分〜10時50分
締稽古　11時〜12時

対象：中学生以上
時間：13時〜13時50分
締稽古：14時〜15時半

参加人数により時間が多少前後することがあります。
締稽古の参加費は無料です。
奮ってご参加ください。

「週刊文春」編集長の仕事術

出版不況の中、比較的好調な週刊文春。
新谷学編集長の仕事に対する考えが、
わかりやすい事例とともに語られている。
人脈の活用やファクトの重視、まず実行といったところに
目新しさはないが、それらを楽しんでやり抜けることが
仕事をしていく上で必要なのだろう。
更にマスコミの世界で生き抜くためには図太さが
より重要な項目だと感じた。

「週刊文春」編集長の仕事術

• 作者: 新谷 学
• 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
• 発売日: 2017/03/10
• メディア: 単行本（ソフトカバー）

朝日新聞 日本型組織の崩壊

2014年、
朝日新聞は慰安婦問題、吉田調書問題、池上コラム掲載拒否事件と不祥事が続いた。
何故、このような問題が生じたのか。
左派や反日と中傷されることが多い朝日新聞だが、
そのような記者は少ないのが現実だ。
問題として組織の官僚的体質や派閥人事、
モチベーションを削ぐ厳しい管理体制、
そこから生じるモラルハザードなどが挙げられている。

いわゆる大企業病はどこの業界も同じなのかもしれない。
新聞業界の縮小傾向も相まって
解決策が見当たらないのが残念だ。

朝日新聞 日本型組織の崩壊 (文春新書)

• 作者: 朝日新聞記者有志
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 2015/01/20
• メディア: 単行本