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境界を生きる 性と生のはざまで [ノンフィクション]

石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞
第29回ファイザー医学記事賞優秀賞受賞

2009年9月からの毎日新聞連載を書籍化。
「性分化疾患(DSD)」と「性同一性障害(GID)」を深く取材している。
産まれたときに性別が判断しづらい性分化疾患について
先天性副腎過形成、アンドロゲン不応症、
5α還元酵素欠損症、クラインフェルター症候群
などが取り上げられている。

出生後、性別を決めたものの、後々、自身の中で生じる性との違いに苦しんでしまう現状を詳細に記述。
「性同一性障害」はドラマなどの影響で社会の理解は広まりつつあるが、
個人的な息苦しさや辛さは容易に消えないものであることに
改めて気づかされる。


境界を生きる 性と生のはざまで

境界を生きる 性と生のはざまで

  • 作者: 毎日新聞「境界を生きる」取材班
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 2013/02/26
  • メディア: 単行本



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