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経営がみえる会計 [ビジネス]

経営と会計の基本は「投資とリターン」である。
利益を獲得すること、
財務体質を強くすること
キャッシュフローを管理することが会計から見た経営上の課題だ。

損益計算書はフロー(期間)ベース、
貸借対照表はストック(時点)ベースで作成されている。
フローとは一定期間の増減であり、ストックとは一時点の大きさのこと。

最近流行のキャッシュフローは複雑化された損益計算書を
家計簿の収入と支出のような原点に戻すことである。

これからの経営は投資効率が重視される。
少ない投資で大きなリターンを稼ぐことが、資本利益率の理想である。
そのためには未来を予測する読みと勇気が必要である。
中でもヨコ(事業ごと)の会計の採算性を予測できる「計数能力」を磨くこと、
「先読みの計画性」が会計に求められてくる。

それぞれのテーマは平易な言葉や喩えで解説されており、読みやすかった。
日経の関連記事が添えられているのも分かりやすかった。



実学入門 経営がみえる会計―目指せ!キャッシュフロー経営

実学入門 経営がみえる会計―目指せ!キャッシュフロー経営

  • 作者: 田中 靖浩
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2009/04
  • メディア: 単行本



最小限の数字でビジネスを見抜く 決算書分析術 [ビジネス]

決算書分析には時系列分析と競合他社分析の2種類がある。
効率よく分析するためには目的を明確に、比較表を作成し、
大きな数字を分解して、数字を絞ってさらに分析することが必要だ。
NTTドコモ、au、ソフトバンク、任天堂、ユニクロ、等々
有名企業の決算書が分かりやすく説明してあった。


最小限の数字でビジネスを見抜く 決算書分析術

最小限の数字でビジネスを見抜く 決算書分析術

  • 作者: 望月 実
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 2009/04/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



有価証券報告書を使った 決算書速読術 [ビジネス]

有価証券報告書から会社の情報を入手し、
決算書から必要な数字を取り出す方法について書かれている。
吉本興業やブルドックソース、ミクシィ、
その他有名企業が具体例として上げられ、
それらの有価証券報告書の中で必要なところには
線が引かれているため、かなり読みやすかった。
ただ決算書の解釈には、また違った意見があるだろう。

コラムの内部統制やキャッシュフロー計算書の説明がコンパクトで分かりやすかった。


有価証券報告書を使った 決算書速読術

有価証券報告書を使った 決算書速読術

  • 作者: 望月 実
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 2008/01/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



右脳でわかる!株式投資力トレーニング [ビジネス]

売上高や純利益などを図やグラフであらわすことによって
直感的に会社の業績の善し悪しがわかるようになり、
投資判断力が身に付くようになっている。
PER(株価収益率)PBR(純資産倍率)など株式投資を始めてもとっつきにくい用語が
これまた図で非常に分かりやすく説明されている。
今まで読んだ投資関係の本では一番分かりやすいが、
全てを理解しても勝てるとは限らないのが相場の世界だったりするのだろう。


右脳でわかる!株式投資力トレーニング

右脳でわかる!株式投資力トレーニング

  • 作者: 窪田 真之
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2008/01
  • メディア: 単行本



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