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不機嫌な作詞家 阿久悠日記を読む [ノンフィクション]

偉大な作詞家・阿久悠は1981年1月1日から
毎日かかさず日記を書いていた。
日記は明治大学にある阿久悠記念館に収められているが、
著者を中心に解読が始まった。
この本では日記だけでなく著作や言葉なども引用し、
人間・阿久悠に迫っている。
著者は元NHKディレクターで退社後、阿久悠のそばで仕事をしていたため、
かなり深いところまで踏み込んでいる。

1980年代の阿久悠は
作詞家から作家活動に重きを置くが、直木賞は獲得できず。
その悔しさや仕事のしすぎからくると思われる体調不良、
晩年、癌を患ってからの日記が印象に残った。


不機嫌な作詞家 阿久悠日記を読む

不機嫌な作詞家 阿久悠日記を読む

  • 作者: 三田 完
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/07/30
  • メディア: 単行本



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